○目次を読み、興味のあるところから順番に読む
何か情報を得ようとするとき、まずは全体像をつかむことが重要である。初めから細部に入るのは得策ではない。徐々に重要な部分から細部に入るということは本、論文などすべての情報を入手する際の基本である。目次で本の価値が判断できるようになれば、検索能力が一段と上がり、大きい本屋に行けば、短時間でかなりの確率で、自分のニーズにあった書物に出会うことができるようになる。また本屋にいくことが一層楽しくなる。
○信用できる著者を探し、徹底的に読む
本に数多くあたると必ずその過程のなかで自分にあった著者が見つかる。いいなと思ったら著者検索してほかの著書も読んでみて、その人から徹底的にノウハウを学ぼう。
○図書館はちょっと前の信用できる著者を探す場所
図書館は古い良書がおいてあるので、そこから信頼できる著者を探すことができる
○未知の分野は入門書から読む
入門と書いていてもそうでないものもあるので、できるだけわかりやすく書かれた本を見極める必要がる。このときのポイントは分量が少なく、図、表などが多く挿入されているものがよい。
○本との出会いは一期一会だと思って、メモをとるか、その時買おう。
本屋の検索エンジンを使えばわかるが、実際並べられている本の割合は非常に少ない。売れなければ入れ替わりもあり、ひょっとしたら、そのときしか直接出会えないかもしれない。
○本1冊からひとつでも得られるものがあれば、価値ありだと思おう。
○章末にまとめのある本はまずそこから読み、共感を得た部分の細部をさらに読む。
章末には著者の最も伝えたいことが凝集しているため、それをあらかじめ頭にたたきこんでから読むことで、スムーズに内容に入ることができる。
○例え話や、経験話などの具体的事例などは興味がなければ読みとばしてもよい。
一つの見出しに対してある程度ボリュームを持たせるためにはどうしても、具体的な内容などが必要になってくる。こういう部分はより個性がでるため自分にあわない可能性も高い。ここを読み飛ばすことで1冊にかける時間を短くすることができる。
○良書は、一つのテーマに対して、あまり長々と説明しない。
逆に本のほとんどを自分の経験談を長々と説明したり、例え話に費やしたり、同じ内容を言葉を変えて説明したりしている本は要注意である。
○本は何回も読もう
一度読んだらもう読まない人が多いが、繰り返し読むことでようやく自分の血肉となる。勉強と同じである
○本を読んだら感想を書こう
時間がかかるのでなかなかできないが、自分へのインプットの割合を上げるためには、感想、批評などを書いてアプトプットすることが有効である
(最後に)
○つまみ読みのポイント
・目次を読む
・はじめにを読む
・興味のあるところから読む
・章末にまとめがあればそこを頭にいれてから、内容に入る
・たとえ話や、経験話などの具体的事例は興味がなければ読み飛ばす