勉強法〜継続勉強法 TOEIC、耳学習


6〜10


6、大人のためのハイスピード勉強法 和田秀樹


 時間と能力に制約があるなかで、いかに効率よく勉強するか、そのやり方を提供することを目的としている。相手にあわせた勉強法、資格でいえば、どのような問題が過去にでているのか分析し、それにあわせた勉強法をすること。また、覚えることは何度も頭にたたきこんで、人の10倍数をこなすこと、3分考えてわからないことは答えを見るなどが挙げられている。そのほか勉強に対する考え方や、スランプにあったときの対処法などが書かれている。最後には資格に合格するための20のポイントが書かれている。勉強するということに対して、精神面、考え方、方法など幅広く網羅された本であり、図なども交えて、各章の文章も整理されており、全体的に読みやすく得るものが大きい本である。

7、「お金を稼ぐ!」勉強法 藤井孝一

 タイトルのように、何のために勉強するか考え、自分の知識、知恵が相手に対して付加価値を生むためにどうすればよいのかをまとめた本。資格をとることに奔走していた僕は、この本を読んで考えさせられた。一番僕が感銘を受けたのは、自分の投資を回収するには、出発点としてどうすれば人の役にたつのかを考えるということを教わったことである。最近ではめずらしく、本屋でざっとみたときよりも精読したときのほうが価値を感じた本であり、著者は「きっとできる人」だと確信できた。タイトルをみると一見、非情なようにもとれるが、人に奉仕することを忘れないということを原点として書いてあり、根本はとても熱いものである。著者の経験をもとに余すところなく書かれており、実際どのような方法、手順で自分のスキルをお金に変えたのかなども書かれており、精神論だけでは終わらない。まだまだ書くことはいろいろあるが、あとは手にとって読んでみてください。

8、会社にいながら年収3000万を実現する 和田秀樹

 まずこの本は費用対効果が非常に高い。定価が550円にもかかわらず和田秀樹さんの数多くの貴重な体験談があますところなく書かれている。そんななかで印象に残った考え方は、アイデアは数で勝負するということ、勝負するときの金銭的なリスクは小さくすること、リスクを小さくするためには会社を辞めないこと、アイデアの源泉は人のニーズを捉えていること、人のニーズは現場でつかむ事、である。僕自身も結婚式の上司の祝辞でアイデアマンといわれるほどアイデアを出すのは得意であるが、アイデアを出すのは日々の問題意識によるものであると思う。ただ、足りなかったものはそのアイデアが最終的に人のためになっているかということを常に考えられていなかったことである。結局利益の源泉となる付加価値を評価するのは人である。そんな人のために自分はどんな付加価値を生むアイデアが考え出せるか、そんなことを考えさせられた本である。数ある和田秀樹さんの本のなかでもお勧めです。

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